多数の貸金業者から借りている人は、毎月の各業者への返済の管理だけで相当な労力を使います。
もし、返済するのを忘れたりすると、ものすごい勢いで電話をかけてきたり、ひどい場合には職場に電話をかけてくることすらあります。
このような取立てが続くと、「借金問題の根本的な解決」=「完済すること」よりも、今月の支払いをどうするかということだけしか考えられなくなり、自治体の借金相談や、弁護士・司法書士へと相談に行くという発想からして出てこなくなってしまいます。
自治体も、弁護士・司法書士も、借金を代わりに返済してくれるわけではないだろう、支払いをしなければ業者は強烈な督促をするに違いない…
そう考えて、借金相談に行かないのは、もったいないことです。
弁護士や司法書士といった借金相談の専門家は、確かに借金を代わりに返済してくれるわけではありませんが、貸金業者からの取り立てをとめることはできるのです。
いったいどういうことなのでしょうか?
弁護士や司法書士といった、借金整理の法的専門家に借金問題の解決を依頼すると、貸金業法という法律により、貸金業者は取り立てをできなくなります。 詳しい法的根拠は、こちら(外部ページです)
これは、借主が支払いを続けているか否かとは関係がありません。
そのため、借金問題にカタをつけるべく決心し、法律専門家に借金整理の相談をしたのであれば、弁護士や司法書士が今後の分割返済の和解を貸金業者と組むまでは、毎月の返済や督促からは解放されるのです。
この取立てが止まっている間に、いままでの家計を見直し、節約すべきところは節約するなどして、今後の借金完済に備えることができるのです。
毎月の返済に追われているのであれば、思いつめて、自らを傷つけたり、犯罪に手を染める前に、迷わず借金相談の専門家へ相談すべきでしょう。
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